「HIVを1面に」
スリランカの新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのメディア関係者を対象にバンコクで行なわれた体験ツアープログラムについて、UNAIDSが「HIVを1面に」というタイトルで報告している。HIV/エイズ対策ではメディアの役割といったことがしばしば語られる。確かに啓発の観点からすれば、メディアは重要な情報の伝達手段であり、人々の態度や行動の変容を促すうえでも大きな力を発揮する。この点でマスメディアに対する期待は大きいのだが、逆に啓発の観点からのみメディアの役割や機能を考えることには、「メディアは啓発者側の言いたいことを伝えていればいいのだ」という発想につながりかねない危険も伴う。そうした危なっかしさも含め、軽い報告であるだけに逆にUNAIDSのメディア観といったものがよく表れている文献といえそうだ。HIV/エイズ対策とメディアに関する議論は日本国内でも、国際的にもまだ十分になされているとはいえず、今後の重要な検討領域ではないかと考えられる。日本語仮訳はHATプロジェクトのブログ参照。
http://asajp.at.webry.info/
スリランカは来年8月の第8回アジア・太平洋地域エイズ国際会議の開催国。
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スリランカは来年8月の第8回アジア・太平洋地域エイズ国際会議の開催国。